元SIEの吉田修平氏が、今PC市場にPS5タイトルの移植が相次ぐ中、そのアプローチと可能性、何故推進しているのかを弁明へ
2025/02/21

元SIEの吉田修平氏が、今PC市場にPS5タイトルの移植が相次ぐ中、そのアプローチと可能性、何故推進しているのかを弁明へとしていて、その辺は思惑はある程度予想できますが、最近は苦戦しているみたいですね。
ソニーは多くの旧作ゲームをPC向けにリリースしていますが、一部のプレイステーションファンは、その理由について疑問を抱いています。
Horizon Zero DawnやGod of Warなどの初期の移植版は比較的好調な売上を記録しましたが、目新しさは徐々に薄れ、最近リリースされたMarvel’s Spider-Man 2は特に売れ行きが悪いようです。公平に見て、このゲームは発売当初から大きな問題を抱えていました。
Sacred Symbols+のインタビュー(有料)で、吉田修平氏は、PSスタジオの責任者として在任中、より多くのファーストパーティタイトルをPC向けにリリースするよう推進したが、当時はソニーのビジネスモデルではなかったと説明しました。
同氏は、会社の視点が成熟するにつれ、Steamなどのストアフロントでリリースする潜在的可能性に気づき始めたと指摘しました。
『PCでリリースすることで、さまざまなことが可能になります。特にコンソールがあまり普及していない地域では、コンソールを所有していない新しいユーザー層にリーチできます。そうした人々が特定のフランチャイズのファンになる可能性があり、そのシリーズの新作ゲームが発売された際には、PlayStationの購入を検討するかもしれません。』
さらに吉田氏は次のように続けました。『また、PCへの移植はオリジナルタイトルを制作するよりもはるかに安価なので、追加収入にもなります。つまり、お金を印刷しているようなものです。そして、ゲームのコストが上昇している今、新しいタイトルへの投資に役立っています。』
インタビューの後半で、吉田氏は、PC市場がコンソールよりも好まれている国もあるため、そのプラットフォームをヒットさせなければ成功はほぼ不可能であると述べました。
『中国はPCゲーム市場としては巨大です。そして、中国は成長しているとはいえ、コンソール市場は非常に小さいです。中国のような国々でオーディエンスにリーチするには、PCでリリースすることが重要です。ですから、PC版は本当に新しいオーディエンスにリーチできると信じています。』
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吉田氏はPC市場に向けてアピールすることで、ゲームをより多く売る機会をもたらし、移植コストも安いため選択肢として重要であるとしていますね。しかし、逆に販売を規制している国には触れていないですね。